レーザの発振波長を問わず266nm〜1064nmの高繰り返しパルスレーザまたは高出力CWレーザの出力を連続可変する画期的な広帯域(ブロードバンド)アッテネーターです。 マイクロメータを使用した手動式と外部制御リモートオプションによる電動式の2種類あります。手動式はデモ品ありますのでお問い合わせ下さい。(下の写真は電動式タイプです)
[特 徴] |
---|
1.レーザの波長を問いません |
これ1台で1064nmレーザから266nmレーザまで幅広く使えます |
2.丈夫で長持ち |
例えば、532nm数十W、繰り返し10kHzビーム径φ2mmのレーザ光を連続的にオプティクスに照射し続けると高出力用の誘電多層膜でも次第に劣化し透過率が落ちる事があります。 ましてやUV光なら尚更です。誘電多層膜の劣化がおきない機構により長寿命化を図っています。また、ビームがオプティクスに当る面積を大きくする事により、エネルギー密度を1/2程度 低下させている事も長寿命化に寄与しています |
3.透過率の安定性 |
マイクロメータで透過率を設定しますが、レーザ光や外気温度によって透過率がドリフトする事があります。本モデルはその影響を受けにくくしていますのでドリフトは殆どありません。また、 使用するレーザ波長が異なっていても透過率はほぼ一定です |
4.高い最大透過率 |
532nmで99%以上もの透過率が有り得ます |
[仕 様] | |
---|---|
入射口径 | φ8mm |
最大入射パワー | 50W |
透過率(代表値) | 95〜25% |
(出力を70%以上で連続使用する場合は30W) | |
ダメージ閾値(代表値) | 15J/cm2 @ 1064nm |
寸 法 | 122(L) X 100(D) X 56(H) mm |
<どちらを選びますか?>
繰り返しが100Hz以下でビーム径が大きいYAGレーザには「標準型YAG用アッテネータ」が適しています。一方、レーザの繰り返しが早くビーム径が小さいYAGレーザはここの「広帯域バリアブルアッテネータ」の方が合っています。なを、詳しくは資料を請求して下さい。